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ボランティア・市民活動の推進に向けた課題と活動方針(目次)

  1. 学習の機会づくり
  2. 情報の収集と提供
  3. 活動資金の支援
  4. コーディネート機能の強化
  5. 協力・連携・協働する体制づくり
  6. 活動拠点の整備と確保
  7. 児童・生徒への「福祉の学び」の推進
  8. 当事者の組織化と支援


学習の機会づくり

【 課 題 】

 住民参加によるまちづくりを進めるうえで、ボランティア・市民活動に大きな期待がかけられています。 ボランティアが地域で力を発揮できるような学習の機会を充実させる必要があります。 ボランティア・市民活動に、住民が関心を持ち、誰もが気軽に参加でき、 住民やボランティアなどが抱える課題を解決できるなどの学習の機会が求められています。 さらに、着手していなかった生活問題が徐々に明らかになるとともに、それに応じて、 知識や技術を養える学習の機会も必要となります。

【 活 動 方 針 】

 誰でも参加できる学習の機会を広げ、住民のボランティア・市民活動への参加意欲を高めます。 ボランティアには、活動経験、活動内容、抱える課題などに応じ、さらなる知識や技術を養える学習の場を 提供します。新たな生活問題では、解決につながるボランティアを養成する学習の機会を、住民との協働のもと 企画・立案します。
 また、ボランティア・市民活動団体が自発的に行う学習に対して、必要に応じて支援します。
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情報の収集と提供

【 課 題 】

 ボランティア・市民活動などが活性化・多様化しているとともに、住民が活用できる地域の社会資源 (人材・資金・拠点)なども増加し、ボランティア・市民活動に関する情報が増えています。 地域の情報を住民が共有できるような、情報の収集と一元的な提供の充実が求められています。

【 活 動 方 針 】

 ボランティア・市民活動に関する情報を収集するとともに、さまざまな窓口で提供されている情報を 一元的に提供できるような仕組みづくりを検討します。また、生活問題に応じた情報や活用できる社会資源など の情報を、住民に身近な手段を活用し、情報提供の充実を図ります。
 なお、ボランティア・市民活動団体などが発信する情報についても、必要に応じて支援します。
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活動資金の支援

【 課 題 】

 ボランティア・市民活動団体のなかには、会費や寄付金収入の減額、高額な機材購入や維持管理の負担の 増大など、必要な活動資金が確保できず活動の停滞または縮小せざるを得ないという問題を抱えている団体が あります。さらには活動資金を助成金だけに頼っている団体もあります。
 地域福祉を効果的に推進するために、活動資金の確保を必要とするボランティア・市民活動団体等に対して、 適切な活動資金の確保への支援をする必要があります。

【 活 動 方 針 】

 必要な活動資金の確保について、ボランティア・市民活動団体は、自ら創意工夫する必要があります。 一方で、ボランティア・市民活動団体等からの資金援助に対して、寄付者の意向に添った活用をする必要が あります。
 はやまボランティアセンターでは、寄付配分の目的を、「住民が抱える生活問題の解決などにつながるような 活動支援」に移行していきます。ただし、組織化の推進や活動の活性化を図るなど、基盤整備に必要な活動資金で 、自主的に確保できない場合は、必要に応じて、自主性を損なわない範囲で支援します。
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コーディネート機能の強化

【 課 題 】

 住民の生活が多様化し、ボランティア・市民活動などが広がりを見せているなかで、社会資源など地域の情報の 収集や提供、ボランティアの育成や活動の支援、ネットワークづくり、相談・発掘・斡旋・連絡・需給調整などに 関する機能強化が、ボランティアセンターに求められています。特に「ボランティア・市民活動に関することなら 何でもわかる」という相談窓口の機能や、ボランティアの活用を希望する住民とボランティア・市民活動を始めた い住民とをつなぐ機能の強化が求められています。

【 活 動 方 針 】

 相談・発掘・斡旋・連絡・需給調整、情報の収集と提供、ボランティアの育成と活動支援、ネットワークづくり などは、ボランティアセンター機能の基盤であり、さまざまな住民や関係機関・団体などからの要望に対応できる コーディネート機能の強化を推進します。
 特に、住民がボランティア・市民活動に興味を持ち、活動を始め、継続していくなどの一連の流れを重視した、 ボランティアの育成と支援に関するコーディネートを進めるとともに、相談への対応では、相談者自身の主体性を 尊重し、ボランティア・市民活動に関する適切な情報の提供や、関係団体・機関等へつなげる機能の強化を 図ります。
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協力・連携・協働する体制づくり

【 課 題 】

 ボランティア・市民活動があらゆる分野で活性化している一方で、お互いの活動が見えないという問題が あります。また、それぞれのボランティア・市民活動が、同じ目標に向かって協力・連携・協働することで、 より大きな取り組みを進められるなど、ボランティア・市民活動や関係団体・機関同士のネットワークづくりが 求められています。

【 活 動 方 針 】

 ボランティア、NPO、当事者などさまざまなボランティア・市民活動が活性化していること、ボランティア・ 市民活動に関する窓口が複数あること、学校教育における「総合的な学習の時間」では学校と地域のつながりが 求められていることなど、葉山町の状況に対応した共通の目標設定、合意づくりを必要に応じて進めるとともに、 相互に協力・連携・協働しやすいつながりづくりを重点課題として取り組んでいきます。
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活動拠点の整備と確保

【 課 題 】

 活動内容や用途などに応じた設備が整っている活動拠点が少なく、利用時間や場所などの制約が多いなかで 活動しているボランティア・市民活動団体が多い。勤労者や学生などからは、土・日や夜間に活動できる拠点が 求められています。社協ボランティア室の利用者からは、運びにくい機材や材料などを設置・保管できる拠点、 借用できる機材が整っている拠点、いつでも自由に利用できる場所などが求められています。活動の条件に合う 活動拠点が少ないことで活動を拡充できない団体もあり、ボランティア・市民活動に必要な活動拠点や機材の 整備と確保が求められています。

【 活 動 方 針 】

 さまざまなボランティア・市民活動で活用できる拠点や機材を、活動者自身が確保し有効活用できるよう 創意工夫する必要があります。必要な拠点の整備や確保について行政へ提言していきます。また、活動支援のため の機材を必要に応じて整備するとともに貸し出します。
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児童・生徒への「福祉の学び」の推進

【 課 題 】

 感受性豊かな児童・生徒が、人との出会いや体験を通して、思いやりのある心を育てる必要があります。 児童・生徒が自ら学ぶ「総合的な学習の時間」を実施する学校や教育関係機関等と連携し、児童・生徒にとって 身近で参加しやすい「福祉の学び」の推進が求められています。

【 活 動 方 針 】

 体験をとおした福祉教育を基本に、「総合的な学習の時間」を実施する学校や教育関係機関との連携を強化し、 児童・生徒の成長段階に応じた「福祉の学び」を推進します。
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当事者の組織化と支援

【 課 題 】

 生活問題を抱える当事者の社会参加や主体的な当事者活動が活性化する一方で、当事者団体のなかには、 生活問題の集約が困難、当事者に加えボランティアや専門家なども含めた新たな会員構成への転換を模索している 、などの団体もあります。当事者団体には、孤立しがちな当事者に対して、専門家とは違う同じ立場での相談役や、 当事者の自立と相互の援助などの当事者性を発揮した活動が期待されており、当事者の組織化や支援の方法を 検討する必要があります。なお、他者の協力や援助を求めている一方で、他者には知られたくないという当事者の 複雑な気持ちへの配慮なども、支援していく上で課題になっています。

【 活 動 方 針 】

 当事者は、生活問題を抱える当事者であると同時に地域福祉を推進する担い手でもあることを踏まえ、 当事者団体が、同じ立場での相談役となれるように、当事者の生活問題を集約し関係機関・団体などに提言できる ように、当事者が抱える悩みを自らの力で解決できるようになること、などをねらいとして、当事者の人権や 主体性を尊重し、新たな当事者の組織化と支援、ボランティアや専門家とのネットワークづくりを推進します。
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